岩魚つかみどり・渓流釣り
岩魚(イワナ)は、渓谷の岩、大きい石の間を棲家とし、水中昆虫を主な餌とします。川の源流部や上流部の落差の多い流れを好み、水温の高い地域では姿を見ることは出来ません。岩魚は昔から幻の魚として珍重されましたが養殖技術の進歩で今では養殖岩魚が多くなりその魅力は半減しました。
山女(ヤマメ)は、美しい体型と色合いを持つ魚です。一生を渓谷・渓流で生息する陸封型と成長期を海で過す降海型がいて、岩魚より下流部に生息しています。
ここ依田川は、白樺湖の西に位置する分水嶺を水源とする清涼な水で水温も低くイワナやヤマメにとって住み心地の良い素晴らしい環境にあります。清流には、カジカも生息しますが残念ながら川の汚染により数が減り「準絶滅危惧種」になっています。川には、下流域から上流にかけていろいろな魚が生息しています。綺麗な川でないと生きられないもの、水温の低いところでなくては生きられないもの。など魚や水生生物などで川の環境を知ることができます。
釣りを楽しみ、川の恵みや生き物の生態などを観察して見ましょう。
- 人数
- 2グループ20〜30名 ※2グループまで
- 時間
- 90〜120分
- 会場
- 和田川(和田宿ステーション特産物直売所周辺)
- 内容
- 和田川の一部を堰き止め、岩魚のつかみ取り・釣りを体験します。釣り堀とは違った「川ならでは」の体験が好評です。地元の木炭で塩焼きにして試食します。
- 体験人数
- 40〜60人まで
- 体験期間
- 6〜9月
- 持ち物
- 長靴、軍手、雨具
- 特記事項
- 釣りの際、釣り竿の針の扱いに注意